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【2024/03/29 23:01 】 |
胃がんの抗がん剤治療
罹患数の多さでは肺や結腸と共に、ガンにおいて特に高いと言われている胃がん。
死亡数こそ肺がんの方が上回っているものの、日本においては患者の数では最も多いと言われています。
胃がんは、抗がん剤治療が比較的やりにくいガンでもあります。
というのも、胃がんは比較的抗がん剤が効きにくいガンなのです。

ただ、近年では胃がんに有効な抗がん剤やその組み合わせも増えてきています。
注目を集めているのは、テガフール・ギエラシル・オテラシルカリウムという組み合わせの抗がん剤「TS-1」です。
この組み合わせにより、従来胃がんに使用されていたフルオロウラシルの2.5倍もの奏効率を発揮したと言われています。
また、副作用が少ない点も大きな特徴です。
そして、飲み薬である事から外来治療においても有効という点が大きく、奏効率と副作用に加え、治療のしやすさという観点からも、この抗がん剤の有効性は認められています。

TS-1は単体でも効果が高い抗がん剤ですが、さらにその効果をアップさせる組み合わせも研究されています。
このTS-1と共に起用すると効果が上がると言われているのは、シスプラチン、イリノテカン、ドセタキセル等ですが、特にシスプラチンの効果は顕著で、非常に高い奏効率を記録しているという研究データもあります。

胃がんは、日本の食事の欧米化に伴い激増しており、今後も発症率の高いガンとしてあり続けると予想されます。
その中にあって、こういった抗がん剤の存在は非常に心強いといえます。
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【2010/08/02 04:32 】 | 抗がん剤 副作用 | トラックバック()
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