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ガンの治療は、どの部位にガン細胞があるかによって大きく変わってきます。
抗がん剤治療、その副作用に関しても同様で、どの部位に腫瘍があるかで抗がん剤の効き目や身体に発生する副作用の種類や度合いはまるで別の病気のように違いが出てくるので、どの場所のガンかという事は治療法を決定する上で最も重要な要素と言えます。 肺がんの場合、まず非小細胞肺がんと小細胞肺がんに分けられます。 非小細胞肺がんの場合は、抗がん剤がやや効きにくく、手術による切開が一般的な治療法となります。 ただ、近年では複数の抗がん剤を併用して効果を発揮させる療法の確立もあって、抗がん剤による治療の有効性が認められてきています。 例を挙げると、パクリタキセルとカルボプラチンを組み合わせた「TC療法」、ドセタキセルとカルボプラチンの「DC療法」、イリノテカンとシスプラチンの「IP療法」等です。 また、副作用が強いゲフィチニブは女性限定で有効という事がわかるなど、肺がんの8割を占める非小細胞肺がんの治療法はかなり進んできています。 一方、小細胞肺がんの方は抗がん剤が効きやすいものの、非常に進行が早い点が特徴です。 その為、見つかった時には既に転移しているケースが多いようです。 基本的には抗がん剤による治療が中心で、「IP療法」をファーストチョイスにする事が多いようです。 肺ガンも多剤併用療法の確立によって飛躍的に存命率が向上しています。 今後もさらに助かるガンとなっていく可能性が高まることが期待されます。 PR |
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